自転車用ライトの点灯比較(Knog PWR Road/Trail : UltraFire UF-C2 : SunSpeed)
Knogを買ったので夜を待って点灯させてみました。
Knogの詳細はこちら。
まずは撮影機材から。SONY DSC-RX100M5で以下の設定値でマニュアル撮影しました。
ライト側は全て最大光量の設定です。
そして撮影場所はこんな場所です。この位置からバーベキュー広場に向けて投光しました。
ライトが無いと遠くに街頭があるだけの真っ暗闇です。
いよいよ配光テストです。
先ずは普段使いのSunSpeed。均一配光で比較的ワイドなので街中ではピッタリです。
しかし、暗闇だと先が全く見えませんね。正直20km/h出したら自殺行為でしょう。この子は300ルーメンにしては頑張ってるはず。
お次はUltraFire UF-C2 CREE XM-L 1100Lumens です。ヘッドが大きいため普段使いからは外れていますが、暗闇でも十分巡行できる視界と距離を確保できます。
具体的には看板とその奥の木や道路がハッキリ見えます。その代わり横への広がりはありません。
さてさていよいよKnog PWR Roadの配光です。普段使いなら十分でしょう。
具体的には中央の看板がギリギリ見える感じです。個人的にはこの明るさで20Km/hは出したくないですね。
そして今回の本命Knog PWR Trailの配光です。
ワイドで明るく路面もクッキリ照らしてくれます。正に自転車乗りのために作られたライトです。
ちなみに、下向きに照らしているわけではなく、しっかり看板奥の木を狙って照射しています。横に広い分、奥行きが出ないですが十分でしょう。
これから自転車旅をするにあたってKnog PWR TrailかUltraFire C2かは非常に難しい選択になると思います。奥行きをとるのか、横の視界を取るのか・・・。光束は1000ルーメンと1100ルーメンなので配光の違いが出てくるわけですね。
思い切ってお高いKnogを買ってみましたが自転車ライトの沼の深さを改めて実感した結果となってしまいました。
比較に使ったUltraFireはこちら。
SunSpeedはこちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/B019C1KHLE/
Knog PWR Trail と Road を買ってみた。
まずは外観から。
Knog PWRシリーズはバッテリーに互換があります。差し替えるとこんな感じ。
美しくないですね。Knogのシンプルなフォルムが台無しです。
重さはどうでしょうか?実測してみました。
まずはホルダー。ホルダーは17gです。
Knog PWR Road のヘッドは33g。
Knog PWR Trail のヘッドは54g。
Knog PWR Road のバッテリー(3350mAh)は102g。
Knog PWR Trail のバッテリー(5000mAh)は168g。
ホルダーは31mmから34mmまで対応しています。
また、付属のゴムを噛ませば22mmまで対応します。
このゴムが有能で微妙に湾曲していますので光軸をある程度自由に調整できるのです。地味にうれしい。
実際に取り付けてみました。
下の中華ホルダーと比べるとその美しさが際立ちますね。気に入りました。
夜になったら光り方も調べます。
河口湖まで旅してみた。
おおよそ自転車が思い通りに仕上がったので、試しに東京から河口湖まで1泊2日で往復してみました。
道順は大月まで甲州街道(国道20号)でそこから国道139号で富士吉田から河口湖です。
八王子までは順調でしたが大垂水峠で足が終わりました。
勾配6%辺りから自転車降りて歩いていました。
峠を越えたらあっという間に相模湖です。
その後は平和に平坦な道が続きます。
ところが139号に入るとまた上り。また足が止まるのですが、ふと休憩中に自転車を眺めてみると前輪がブレーキシューを引きづっている状態になっていました。いつからこの状態なのか謎ですが今までの振動でV-ブレーキの調整が崩れたのだと思います。これはV-ブレーキの調整ネジにバネを入れるなどして固定する方法を考えた方が良さそうです。(若しくはカンチブレーキに戻すか)
お昼ご飯は都留のおにぎり屋でいただきました。
結局午前5時に家を出て15時に河口湖到着の10時間ライドでした。
その後はとりあえず設営して荷物をテントに放り込んで湖畔を走ったり(まだ走るか!)温泉に入ったり、ほうとう食べたりして就寝です。もうグッスリ眠りましたよ。本当。
翌日は同じルートで帰ってきましたが大垂水峠は避けて道志みちで帰りました。
帰りは危険個所を回避したので特に何もなく終わりました。
ただひとつ、今回の自転車旅でわかったことは運転中はお酒飲めない!って事です(当たり前だ!)。もうアルコールが切れていたので帰り前にワイナリーに寄ってワインを大人買いしてしまいました。
今回は全行程をアクションカメラで撮って自転車に乗っていました。帰ってから見返すと面白いかなと思ったからです。 実際見返すと面白いというより、当時を思い出して太腿が痛くなります。多分、今後は撮らないかなぁ。
お酒は家に届いた昨日いただきました。普段は赤ワインを飲む私ですが、このオレンジワイン(皮なども使った白ワイン)はなかなかイケます。
自転車のパンク修理してみた。
今日はいつもの黒王号ではないです。
黒王号とはこれの事。
黒王号が完成するまで現役のルイガノ号(LGS-L8:52サイズ)の話です。
パンク修理っていつかはやってみたいと思っても、なかなかパンクしてくれるものではないので、やる機会がないまま過ごしていました。
ところが先ほど運よく?家の前に駐輪しておいたルイガノ号がパンクしていたので、さっそく修理です。
まずはタイヤとチューブを外しますが、既に異変を感じていました。タイヤリムーバーを使わなくても、というより始めからタイヤが外れています。ビードがブカブカ。
それでも洗面器に水を張って、例のポンプで空気を入れて、ブクブク箇所を確認。
引きつったようにチューブが伸びてその先端が切れていました。これはビードとリムに挟まった系事故かな。一応タイヤに異物が無いか確認しても何も無かったのでそのまま補修です。
破れた箇所をパッチより大きめにヤスリで削って、削った部分全体にゴム糊のつけて指の腹で均一に薄くのばします。
このまま乾くまで2-3分放置して、パッチを貼ります。この時上のサランラップみたいのは付けたままです。
パッチを貼ったらパッチを圧着します。指で押すだけじゃ不十分です。最低でもタイヤリムーバーの湾曲部を使って全体重を乗せる感じで圧着してもギリギリです。本来は万力やハンマーを使って圧着するのでしょうが、旅先の緊急対応という体ですのでタイヤリムーバーで頑張りました(洗面器は旅先に無いのですが・・・)。
圧着が上手くいったらサランラップを剥がしてもパッチはチューブに残ります。パッチも剥がれる場合は圧着失敗ですのでヤスリからやり直します。私は3枚のパッチを無駄にしました。
圧着に成功したら、空気を入れてもう一度洗面器でブクブクチェックです。失敗していたら、まず空気を入れるときにパッチが剥がれます。そしてブクブクチェックで泡が以前より勢いよく出てきます。・・・ええ、全て経験しましたよ。
いつもみたいな写真が無い?私も焦っていたので修理が終わるまで写真を忘れていました。パッチを当てに成功した後がこれです。
人生初のパンク修理にしては良く出来たと思います。ヤスリかけまくったので、ちゃんと後でチューブを買って交換しますけど。
旅装備を付けてみた。
さて、今日は旅装備であるリアキャリアとフロントバッグを取り付けてみました。
フロントバッグはOrtleib Ultimate 6 L(8.5L)で、リアキャリアはTOPEAK の スーパー ツーリスト DX チューブラー ラック。
どちらもド定番です。定番物にははずれが無いんですよ。コダワリが無いのであれば定番最強です。
リアキャリアは水平出すのに苦労しましたが、結果的に会心の出来です。
昨日からチラチラ見えていますがハンドルバーテープ巻きました。
OGK KABUTO(オージーケーカブト) プロフィットバーテープ [コルクタイプ] BT-01 レッド
です。
赤ですよ赤!いいですねー気分が上がりますねー。黒に白(シルバー)だったからその2色にしようと思ったけど黒赤でまとめたいと思います。
左手が人生初のテープ巻きで、右手が人生2度目の巻き。左は納得できていないのでもう一回買って巻きなおします。
タイヤ交換してみた。
タイヤをよく見たら中央に亀裂がかなりえぐいことになっていましたので、オーバーホール前にタイヤ(&チューブ)の交換をしました。
新しいタイヤはツーリングの定番、マラソンにしました。チューブはパナレーサーのブチルチューブです。
まさか街の自転車屋に26x1.5のマラソンが置いてあるとは思わなかったのでラッキーです。ネットで注文した分はキャンセルしなきゃ。
タイヤ
で1.5って旅には細すぎない?と思うかもしれませんが、18-559に合わせて最大のタイヤだと1.5になるのです。1.75だと太すぎて収まらない。じゃぁなんで18なのかと言うと、もし旅先でタイヤが駄目になった時に自転車屋さんで確実に置いてあるのは26x1-3/8以下だからです。これが収められるホイールに合うタイヤとなると1.5になりました。快適性よりメンテナンス性ってのはこの自転車のコンセプトです。(ただしカンチ、お前は駄目だ。ブレーキかけても全く止まらん。)
あと、購入した例のポンプの性能を確かめるために使ってみました。
控えめに言って神でした。0から入れてだいたい200回もポンプすれば走れるレベルに空気が入るし、200回目でも全然ポンピングが軽い。これ、持ってない人は絶対買うべきですよ。
さて、この古タイヤの処分をどうしたものか
追記:
タイヤを買った自転車屋に相談したら引き取ってくれました。ネットも良いけどリアルも有り難いものです。
中古自転車の本当のコストを計算してみた。
黒王号が私の思い通りの自転車になったところでコスト計算してます。
"未使用"というのは買ったけど使わなかったアイテムです。ここでは勉強代として計上します。
今のところ242,986円となりました。
普通に新品のSurly買えますね。
このうち未使用パーツなど勉強代が、46,431円です。
勉強内容は以下の通りです。
- 仕様を十分に確認してからパーツを購入する
- 自分が行う作業の全体を確認してから購入する
仕様間違えは
- リアが9速なのに確認せず10速用でパーツを揃える。
- 後輪も外す必要があるのに後輪を外さない輪行バックを購入。
- 購入したパーツでフロントブレーキ用ワイヤをリアに使って短くて焦って長いワイヤを追加でポチる。
- カラム系をノギスで測定したのに間違えたサイズのものを購入する。
と、さんざんです。子供の頃からケアレスミスが多いですが、これはひどい( ;∀;)。
全体確認の方は工具やパーツをちまちま買ってセット販売のを買えば安かったとか。そういう系です。
しかし、未経験者がこれを回避するのはそうとう難しいのでしかたないかなと。
全体を見ると5万円くらいでメンテナンスの勉強が出来たと思えば安いということにしたいです。